おまつり写真日記
平成27年11月21日 天神社・愛宕社・靖国社本殿遷座祭
当地池上は上廓(かみぐるわ)、中廓(なかぐるわ)、道下廓(みちしたぐるわ)、下廓(しもぐるわ)の4つの廓(くるわ)で構成されますが、かつてそれぞれの廓にお社がお祀りされていたと伝えられます。愛宕社は道下廓に、天神社は下廓に。中廓の稲荷神社を含めて、現在はすべて古宮神社の境内にお祀りされていますが、今も昔も神さまは地域の守り神として氏子の日々の生活を見つめ、そして地域の人々の手で大切に祭祀が継承されていることは変わりません。およそ半世紀の時を経て新しくなった社殿を前に、先人より受け継がれる思いを未来へと継承してゆくことの大切さを改めて感じたお祭りでした。(佳)