お知らせ

2022-05-15 15:00:00
宮司の月便り(5月)

 

 今、境内は新緑にあふれ、一年で最もよい季節である。初夏の爽やかな風がふいている。元総代長の新井登久次さんからご奉納いただいた、ジャーマンアイリスが満開となり、境内の高木の下で木漏れ日を浴びて、紫色の高貴な美しさを見せている。若葉が茂ると、古い葉が落ちて、秋の落ち葉以上に庭に降り積もる。地面を見ると、雑草が一面に生えていて、少し放置すると大変なことになるので、この時期草引きが大事な作業となる。たけのこはすっかり伸びて、背丈以上に成長している。境内は生気に満ちて、様々な命が躍動している。

 

 5月5日疫神祭が行われた。疫神祭は稲の種下ろし、田植えが始まる前に、地区内を清め、疫神を追い払い、集落の境には「ふせぎ」の御札を立て、疫神の侵入を防ぐために行われてきた。秋の豊作を祈る行事で、お祓いの役目は、地区内の子供が担当してきた。生命力あふれる子供たちの力が、疫神に対抗できると考えられた。子供たちは役割を与えられ、うれしく誇らしく感じ、自信にもなった。

 しかし、コロナ禍で、今年も大人たちだけで行事を行い、子供たちは参拝だけということにした。まことに残念なことであった。午前8時に総代・祭事係の方々が集合、境内清掃ののち、疫神祭を行い、獅子舞保存会の面々が獅子頭を付け、お囃子と太鼓で、集落を祓い清めた。神社のある西境から出発し、集落の南側を歩いて東境の梅岩院まで行き、境内で獅子舞を奉納。梅岩院から今度は集落の北側を歩いて神社に戻った。そして神社境内でも獅子舞を奉納して、すべての行事を済ませた。

今年もカメラマンの方2名が、取材に訪れてくれた。一人の方は先日、古宮神社の獅子舞の写真で、県知事賞を受けられた。地区内の行事が、こうして皆さんに知られて行くのは、大変うれしいことである。因みに写真は、昨年の疫神祭での獅子舞でした。

 

 ロシアのウクライナ侵攻のニュースは、世界中に暗い影を落としていて、一日も早い収束を祈りたい。安全保障の問題はわがことでもあるので、有事に備えて万全の態勢を整えなければならない。憲法改正も含めて、まともな常識の議論が待たれるところである。

国内では知床観光船の沈没事故があり、自然を甘く見て法令違反を繰り返していた実態などが見えてきて、なんともやりきれない気持ちにさせられる。この種の人為の事故や事件が増えている。倫理観を育てる根底に異変が起きていて、戸惑うばかりである。足元をしっかりと見直す必要があるだろう。


2022-05-15 15:00:00

令和4年5月5日疫神祭を更新しましたのでご覧下さい。


2022-04-27 12:00:00
宮司の月便り(4月)

 4月18日、古宮神社春祭りが行われた。桜が散り葉桜の季節となり、椋や欅の落葉樹の若葉が芽吹き、春の息吹があふれる中での開催となった。午前9時に新旧の総代の参列のもと、祭典を行い大御代の繁栄、豊作と氏子崇敬者の平安を祈った。その後、新総代長の選出、新年度に入り直ぐに迎える疫神祭の打ち合わせ等を協議した。

 

 例年であれば春祭り終了の後、バスで奥秩父の三峰神社に登拝することを慣例としてきた。先代宮司の時に始めたもので、すでに50年継続してきた行事である。春祭りを以て、新旧役員が交代する習わしで、地元の三峰講の講員と共に、総代・祭事係一同が祈願拝礼して、神社の興雲閣にて直会を行い、楽しいひと時を過ごしてきた。三峰山は丁度桜が満開の時期で、山の霊気を全身に浴びて、帰路に就くことになる。ただ、今年もコロナ禍の為、この行事は中止として、祭典のみの奉仕となったのである。

 

 3月下旬に始まったウクライナとロシアの戦争は、世界に暗い影を投げかけている。苛酷な国際状況は、東アジアも同様で、平和に慣れた私たち日本人は冷水をかけられた。連日伝えられる戦況、破壊される街並み、理不尽に殺傷される市民の姿を見て、言い知れぬ悲しみや怒り、やり切れなさを感じない人はいないだろう。一刻も早く停戦が実現して、平穏な日常を取り戻すことを祈らずにいられない。力の均衡こそが、わずかに平和を成り立たせている現実がある。現実を直視して、平時の備えを怠ってはならないということである。

 

 天皇陛下の種籾を播くニュースが伝えられ、農作業が本格化してきた。田作りこそは、生活を支える原点で、これを自覚して農作業の尊さに気付くことが大切なことだ。苛酷な自然条件の中にも拘わらず、自然の恵みを得て、豊作の秋を迎えられた喜びに思いを馳せて欲しい。先祖の歩みに心を通わせて欲しい。春の息吹は、自然の恵み、地力の豊かさの象徴である。十風五雨、歳の災いが起こらず豊作の秋を迎えられることを切に望みたい。


2022-01-03 12:00:00
新年のご挨拶

 

 明けましておめでとうございます。

 

令和4年の新春を迎え、先ずもって皇室の弥栄と氏子崇敬者皆様の御健康と御発展をお祈り申し上げます。足掛け3年にわたるコロナ禍が続いていますが、本年が良い歳になりますよう、御祈念申し上げます。

 

元旦の早朝歳旦祭の準備をしていましたら、拝殿に鶯が飛んで入ってきました。神社の森にはたくさんの小鳥や小動物が棲んでいますが、拝殿に入ってくるのは珍しいことです。神前に氏子の方から奉納された千両が壺に生けてあり、赤い実がたくさんついていました。この実を狙って飛んできたものと思います。

鶯は、暫く拝殿の天井を飛んでいましたが、暫くして外に出て、杜に戻って行きました。厳寒の元旦に鶯がやってくることは、珍しいので何度も確認しましたが、間違いないようでした。吉兆です。春の初めに神意を示されたものと思いました。

その後に行われた歳旦祭の御挨拶の中でこのことに触れ、今年は何か良いことが起こるのではないかと、期待を込めて話をさせていただきました。

 

日本の豊かで厳しい自然の中に生活を打ち立てて来た先祖たちは、自然の中に神々の働きを感じ、神々を祀ってきました。取り分け鎮守の森は、神々を体感実感できるところとして、大切に守られてきました。杜は神々の世界への通路でもあります。

歳旦祭の後で獅子舞を行います。池上獅子舞保存会の皆さんが大切に伝承してきたものです。三頭の獅子とメンカの4人舞です。篠笛の囃子に合わせて、獅子は腰鼓を打ちながら舞います。神社には今は使われなくなった古い獅子頭が残っています。獅子頭には、奉納者の名前と共に、寛永5年の年号が墨書されています。約400年前に当たり、県内最古の獅子頭と言われています。

年頭、神社拝殿前から、獅子が道楽の音に乗って、境内の広場に現れて舞う姿は、原点に引き戻してくれるような気がして、晴れ晴れとした気持ちにさせてくれます。毎年、神社境内の広場で繰り返されて来た光景でもあります。当地区の新しい歳は、ここから刻まれ始めます。

コロナ禍、今年こそは、収束して平穏な日常を回復したいものです。鶯の吉兆は、それを告げているようでもあります。

改めて氏子崇敬者皆様の御健康、御多幸をお祈り申し上げて、年頭の御挨拶と致します。

 

 令和4年元旦 

  古宮神社宮司 茂木貞純

 


2021-12-21 13:00:00

ご家庭の家内安全や各種事業の商売繁盛、厄年のおはらいなど、「新年特別祈願祭」にてご奉仕致しております。

 

明年も下記の通り執り行いますので、ご希望の方は12月28日までにFAXまたは直接社務所へお申し込み下さい。

 

三が日は予約制としておりますので、それ以外のご希望日はお電話にてお問合せ下さいますようご案内申し上げます。

 

 

【1月1日】 ①13:30 ②15:00 ③16:00

 

【1月2日】 ①10:00 ②11:00 ③13:00 ④14:00 ⑤15:00

 

【1月3日】 ①10:00 ②11:00 ③13:00 ④14:00 ⑤15:00

 

 初穂料 5千円

 

 申込用紙 pdf 申込用紙(令和4年).pdf (0.26MB)


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