お知らせ

2018-12-21 13:00:00
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 本年も残すところわずかとなってしまいました。16日には、境内の大掃除を行いました。境内林には欅や椋の木の落葉樹が多く、12月中旬には、すべて落葉するので大変な量の落葉となります。社殿や社務所、自治会館の屋根の落葉は、放置しておきますと、雨漏りの原因となりますので、掃き落とさなければなりません。早朝から氏子総代、祭事係、獅子舞保存会、自治会役員など総勢30数名が出て、普段は手の届かないところまで、きれいに掃除を行いました。正午までにはすべてきれいにすることができ、恒例のおにぎりと豚汁を揃って戴きました。これで清々しく浄められた中で、新しい年を迎えることが出来ます。

 

 

 

 末社の靖國社・愛宕社・天神社の前に鳥居が奉納されました。これまでここには鳥居がなかったのですが、天皇陛下御即位三十年を記念して、氏子総代の石井浩良さんから奉納されたものです。大変ありがたく、心から御礼申し上げる次第です。毎年、少しずつ境内が整備されて行き、本当に有難いことであります。

 

 

 

 平成30年の年末、神社は各家々の御幣の切り替えに忙しい時です。氏子各戸では神棚の掃除をして、新しい注連縄を掛け、新しいお札を納めます。床の間に新しい御幣を飾り、台所・井戸・便所・納屋などに御幣(カマジメ)を祀ります。その御幣の切り替えに忙しいのです。30日までに済ませませんと「一夜飾り」となりますので嫌います。この間に家の大掃除や餅つきもしなければなりません。正月を迎える準備は、待ってくれませんので、せわしないのです。

 

 

 

 すべてが清められ新しいものに変えられて、新年を迎える風は神代以来の伝統です。正月を迎えますと、神代に立ち返ったような感覚になります。そして、明年は御代替りの歳でもあります。氏子崇敬者の皆様が、静かな新年を迎えられますことを祈念し、あわせて明年は新帝の御即位の諸儀式が厳粛に盛大に行われて、皇室を中心に日本の国が益々発展するように祈りたいと思います。