お知らせ

2021-10-31 15:00:00

 今月は夏の暑さがまだ残っているのかなという日が続いていたが、冷たい雨の後は急に冬に近づいた感がある。月初めには、首都圏直下型の地震、後半には阿蘇山の噴火と、日本列島の基盤プレートで、地殻変動が起こっているような、不気味な兆候である。

 一方、コロナ禍は、今月に入り激減し、東京は感染者数が50人以下の日が続いている。ひと安心であるが、ただ将来の見通しは、決して安心できるものではなく、油断すると第6波の感染拡大が予想され、不安は依然として軽減されていない。早くコロナ禍が収束されることを祈りたい。

 

 境内の公孫樹の木は、まだ紅葉には早いが、ギンナンが熟して、ボトボトと落ちている。

参拝の人が、踏みつけると、強烈な臭いを発するので、注意が必要だ。これからは落葉の季節で、ケヤキなどの落葉樹は、12月半ばまでにはすべての葉を落とす。毎日、落葉の絨毯となり、暫く掃除が大変である。

 秋の穫り入れは、大方済んで、田んぼには切株ばかりという、光景が広がっている。今年の作柄は、天候不順で、小米が多く、豊作とは言えないという。夏の長雨の影響が、出ているのだろう。日暮れが早くなり、肌寒さも増している。日増しに秋が深くなり、みかんが色付きはじめている。

休耕田に植えられたコスモスがきれいな花を咲かせている。これをカメラに収めようとカメラマンが群れている。先日、境内の一角に花壇を造り、ジャーマンアイリスの苗を植えた。花木栽培が趣味の氏子の方が奉納してくれたもので、来年の春が楽しみである。