お知らせ

2018-11-27 00:00:00
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11月に入り急に秋が深くなりました。山茶花が満開です。葉もひっきりなしに落ちてくるので、掃き掃除が間に合いません。少し放っておくと落葉の絨毯になってしまいます。

 

 

11月は七五三詣です。当社も着飾った子供たちでにぎわいました。晴着を着て神前に成長を感謝し、これからの無事の成長を祈ります。ご両親やご親族にとっては喜びもひとしおです。お母さんが着た晴着を子供さんが着てお参りに来た方もいました。祈りのこもった晴着が代々受け継がれてゆく、家の永続や発展につながることで麗しい風習です。11月15日が七五三詣となったのは、秋の収穫祭と関係深く、豊作の喜びの中で子供の成長を祈願したことに由来します。

 

 

11月23日は新嘗祭です。本年は災害の多い年で、夏の猛暑や台風の襲来は稲作に大きな影響を与えたようで、平年よりやや不作との結果であったようです。しかし、秋の収穫の喜びは格別で、神前に初穂や海山野の味物を供えて、収穫に感謝して来年の豊作を祈りました。地元の自治会長をはじめおもだった役職を務める来賓、農業関係者の代表が参列して、玉串拝礼をしていただきました。それぞれのお立場で地域発展のためにご活動いただいているわけで、心から感謝申し上げた次第です。

 

 

本年は当地区にとっても、節目の時でした。長年の構想であった農地整理の事業がようやく開始されました。関係者の皆さんのご尽力の賜物と敬意を表したいと思います。当地も農業の後継者は激減していて、農地の管理さえままならない状態となっています。今まで生活を支えてくれた農地を使いやすい状態にして将来に渡してゆく、あとは次の世代の人が受け継いでくれるものと思います。明るい未来が開けるよう祈ってやみません。

 

 

新嘗祭が過ぎると、一段と寒さも増してきます。まもなく師走です。氏子崇敬者の皆様の一層のご健康とご発展をお祈り申し上げます。

 


2018-10-26 20:00:00
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 10月に入って急に秋の気配が濃くなってきました。10月7日に予定していました「田んぼ学校」は、今年は中止となり、残念でした。台風25号が日本海を北上し、豪雨と強風の被害が予想されたためです。ちょうど1週間前に台風24号が紀伊半島に上陸し、列島を縦断して東北地方に至りました。各地に強風と大雨による大きな被害が発生いたしました。25号もほとんど同じコ-スを北上するのではないかと、予想されたためです。

 

 

 

 24号の通過の時、当地でも保育園の駐車場にあったケヤキの大木(樹齢80年位)が倒れてしまいました。幸いに駐車場内に倒れたため、周囲の建物や人的な被害はなく、少し安堵しました。大木が倒れる経験は、60年前の伊勢湾台風以来です。伊勢湾台風の時は、神社境内の杉の大木がすべて倒れてしまいました。樹齢300年以上の古木であったと思っています。また、屋敷林の多くの大木が県道に倒れ、しばらく通行止めとなってしまいました。現在、神社林はケヤキやムクを中心とする落葉高木林です。伊勢湾台風以前は、杉の古木を中心とする濃い緑の社叢でした。

 

 

 

 当地では10月15日を中心に日待祭(ひまちさい)が多くの神社で行われます。10月に入ると稲刈りが始まります。初穂の刈り入れを祝ったのです。農作業はまだ忙しいのですが、農家では、お餅を搗いたりして、お祝いしました。日待の言葉から、おこもりして日の出を待つ意味があったのかもしれません。秋の日待は、初穂収穫の喜びへの感謝に溢れています。

 

 

 

 「田んぼ学校」で、神前に奉納する絵馬(宮ひろえ作画)が出来上がりました。本年は参加の子供たちから奉納する形ができませんでした。ここに御披露して、神前に感謝したいと思います。

 


2018-10-20 18:30:00

七五三まいりは、お子さまの成長を神さまに感謝し、健やかな成長を祈る伝統行事です。

 

幼児から子供、そして大人へと成長する大切な節目であり、お子さま自身に成長の自覚を促す機会でもあります。

 

人生儀礼の節目を大切にし、地元の氏神さまに是非お参り下さい。

 

 

 

古宮神社では下記日程にて、七五三まいりのご祈願をご奉仕致します。

 

11月4日(日)・11日(日)・18日(日)

 

9:30~15:00頃まで随時受付致します。(事前予約不要)

 

初穂料 5,000円

 

 

 

上記以外の日をご希望の方は、お電話にてご予約下さい。

 

TEL 048-522-2299

 

 

 

 

 


2018-09-29 09:30:00
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8月下旬は猛暑が続き、毎日のように雷雨となり、激しい稲光、落雷、局地的大雨の連続であった。そんな中、8月28日には大幟が立ち例祭の神輿渡御が行われ、翌日に例大祭の祭典が滞りなく行われた。両日ともに雨は降らず、カンカン照りの猛暑ともならず、例年通りに2日間のご例祭を奉仕することが出来た。今年は、奉納提灯が新調され、大鳥居の入り口にも提灯が掲げられ、28日の宵宮祭を華やかにしてくれた。 

 

境内の一角に仮設舞台が設置され、心尽くしの奉納演芸が行われる。ほしのみや保育園の年長園児による朝日の舞、浦安の舞の奉納に始まり、子供獅子舞、カラオケ奉納、地元の婦人によるハワイアンダンス、そして獅子舞保存会による獅子舞奉納で締めくくる。 

 

祭事係の人々が準備してくれた夜店(かき氷、ヨウヨウ釣り、ジュースやビール提供、福引など)に子供も大人たちも喜び、にぎやかで楽しいひとときを過ごすことができた。鎮守の森の中での年に1度のお祭りである。 

 

翌29日、午前10時30分より、地域の主だった役職者を招待して、例大祭を奉仕する。氏子総代を筆頭に自治会長、市会議員、農業委員、民生委員、小学校長、農協支店長などこもごも玉串拝礼をして、地域発展のために、祈りを込められた。直会では、ご来賓各位から、ご挨拶を頂戴して、和やかな時間を過ごすことが出来た。今年も心のこもった祭りを奉仕することが出来たことを、参列の各位に御礼申しあげたことであった。 

 

 

 

9月に入り急に秋風が立ち朝晩涼しくなった。また、近畿地方への台風の襲来、北海道での大地震など自然災害で、たくさんの被害が出ている。被災された方々へ心からお見舞い申しあげたい。猛暑酷暑で災害の多かった夏が過ぎて、早彼岸も過ぎて、不思議なくらい涼しい毎日である。彼岸花が境内のあちこちに咲いている。運動会が小学校などで行われて、歓声が聞こえてくる。豊作の秋がそこまでやってきて、黄金色の田が美しい。